2017年2月6日月曜日

心に奢りが生じたとき、時代・社会への対応を怠ったとき、自己革新が途絶えたとき、危機は必ずおとずれる。






富士通 黒川社長 専用サイト 【Kurosan‘s  office】内の記事 “大丸 奥田会長の話”より

 
『心に奢りが生じたとき、時代・社会への対応を怠ったとき、自己革新が途絶えたとき、危機は必ずおとずれる』
 
 
 
 
 ①    心に奢りが生じたとき、危機は必ずおとずれる。
 
 謙虚さがなくなったとき、つまり傲慢になったとき、危機は必ずおとずれます。
 
    これは、大金持ちになった人とか、大きな権力を握った人にみられがちな、傾向だと思われます。
 
    実る稲穂ほど、頭を垂れないといけない。
 
    能ある鷹は、爪を隠さないといけない。
 
    何事も、下手、下手に出ているのがいいんじゃないかと思ったりしています。
 
   「勝ったときに、負けの原因ができて、負けたときに、勝ちの原因ができる」?とかいう名言もあります。
 
    富士通のコンピュータ開発の歴史を見ても、メインフレーム(汎用コンピュータ)で勝った(日本一になった)と思った途端、世の中はソフトウェア(およびSI:システムインテグレーション)の時代になり、ソフトウェア(およびSI:システムインテグレーション)で勝った(日本一になった)と思った途端、インターネットの時代になり、もう富士通はあかんです。
 
    この心に奢り、傲慢になると、人の意見に耳をかさなくなるんじゃないかと思われます。
 
    そうすると、裸の王様のように、自分勝手に都合のよいように解釈・判断して、出来事に対する対応の選択、判断、決定が往々にして間違えやすくなるものと思われます。
 
  それで、危機が必ずおとずれます。
 
 
 
    時代・社会への対応を怠ったとき、危機は必ずおとずれる。
 
時代・社会への対応とは、時代の流れ・時代の変化に対する対応ができないと、
危機は必ずおとずれるということだと思います。
 
時代に逆流するとか、時代の変化に対応するのが面倒くさくて、保守的になると、
危機は必ずおとずれます。
 
人間は確かに、何もしなくて今のままの方が、楽だし簡単です。
 
しかし、ある本では、人生で遭遇する場面で、楽な方の道と、難しい方の道、に出くわした場合は、難しい方の道が良い選択であると書いてあったような気がします。
 
リスクを負わないというリスク、何もしないのがリスクであると言い方もあるような気がします。
 
それで、時代の流れ・時代の変化に対する対応ができないと、危機は必ずおとずれます。
 
今は情報革命の時代だから、個人のITリテラシー(ITの利活用の知識・知恵)の優劣が、個人の貧富の格差となって現れているという説を唱える人もいます。
 
これは、何も個人のみに限らず、会社・団体・農業・医療を含めたあらゆる組織、
はては国家にまで当てはまります。
 
せめて、最新鋭の情報機器であり、闘う武器となる、スマホ、タブレットなどは、サクサクと使いこなして、競争優位性を確保する必要があります。
 
 
余談。
 
「ELVIS PRESLEY」のチャンネルから、彼のクリスマス・ソング
(ゴスペル)が流れてきたときがありました。
 
♪ “Show me the way,Oh Lord.”
 
何かこう敬虔な歌い方をしているんです。
 
「エルヴィス映画祭」の映画の中でのリハーサルのシーンで、ELVIS PRESLEYは、「ゴスペル(宗教歌:キリスト教歌)を歌うと、心が安まる(休まる?)」と言っていたのを思い出しました。
 
 
 
    自己革新が途絶えたとき、危機は必ずおとずれる。
 
   自己革新が途絶えたとき、つまり、時代の流れ・時代の変化に対して、常に自分を変えていく、その時代の環境の変化に対して、常に自分を変えて環境の変化に対応していく、適応していく、・・・ということを怠った場合に、危機は必ずおとずれるということだと思うんです。
 
   生物が生き残るのは、強いものではなく、環境の変化に適応したものが生き残る、
   ということが、一般的に言われています。
 
   自己革新を行うためには、その時代の環境の変化に適応していくためには、
   常に「努力」「精進」「練習」「人格の向上」とか、基本的にはそういうことが
   必要になってくるわけです。
 
   もう少し具体的に言うと、この情報革命時代には、どうしても情報革命に対する
   知識・知恵の修得、ITリテラシー(ITの利活用の知識・知恵)の向上とか、が必要になってくると思うんです。
 
少なくてもスマホ、タブレットなどは、サクサクと使いこなして、競争優位性を確保する必要があります。
 
 私は、アンテナを高くして、できるだけ情報革命の最先端情報の取得に努めようと
 思っています。
 
 まあ、時間との兼ね合いで、なかなか思ったように時間が取れなかったり、情報の入手ルートに四苦八苦していますが・・・。
 
 
 

 





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