2017年2月25日土曜日

お金をつかうから、お金が殖えるという不思議



 
 



 
 今回は、この名言「お金をつかうから、お金が殖えるという不思議」についてです。

 

 いつも思いついたことを、ぶっつけ本番で書いているので、やや はかま みつお?風のコントが長くなり過ぎる、という傾向がありますので、今回はこの1テーマを重点的に。

 

 このテーマも詳しく書けば、長くなりそうなテーマなのですが、極力短めにということで。

 

 上記の名言は、逆説的に書かれてあり、一見矛盾して逆だと思われがちですが。

 

 最近注力している、「気付き」というか、いかにしてその人に気付かせることができるか、ということを考えると。

 

 極力、謙虚に謙虚に書かなければいけないのですが。

 

 最近よく言われている、ITリテラシー(ITを利活用する能力?)と似たような表現だと、金融リテラシーが高いか低いか(有るか無いか)にもよると思うのですが。

 

 つまり、ある一定の常識の壁を乗り越えるというか、トンネルダイオードの電子がトンネルを飛び越えて移動する、とかそういう発想の飛躍がなければ理解できないのかもしれません。

 

 つまり、金融リテラシーの初段レベル、もしくはそれ以上の段の人ならば理解できる、

気付くことができる、という感じなのかもしれません。

 

 差別するつもりは毛頭ありませんが、例としてだいたい貧乏人は、できるだけお金を

使わないように、けちって節約に努めます。(これはこれで当たり前だと思います)

 

 しかし、私個人のこれまでの読書経験などから、独断と偏見で言わせてもらうと、

自己の成長のためとか、自分のスキルの向上のためとか、自分の人格の向上のため、

なんかの自己投資をする、そういうことにお金をつかう、それが因果応報で長い人生上

お金が殖えるという不思議、だということを言っているのだと思います。

 

 上記の本の著者 澤上 篤人 さんは、「世の中によかれ」ということで長期投資をする、

そのリターンが「ありがとう」で積み上がってくる、と言っているのだと思います。

 

 つまり、「世のため人のため」に行動する、そのためにも自分の人格を磨いて向上させていく、ということが大事だと思います。

 

 その「お金をつかう」のは、できるだけ「生き金」として使う、極力無駄な「死に金」は使わない、ということだと思うんです。

 

 発想の飛躍、発想の転換、というか経済的に余裕がある人、金融リテラシーの高い人、

なんかは、一般的な人が想像もつかないような発想をします。

 

 例えば、満員電車で通勤するよりも、タクシーで移動する方がいい、という発想の人もいます。

 

 貧乏人はとてもお金が勿体ないという発想ですが、満員電車で何もできない時間や、

体が疲労するよりも、自分自身が自由に使える時間を確保できて、時間とお金の総合的な判断としては、タクシーの方が価値が高い、という判断ができる人です。

 

 お金よりも「時間」の方が大事だ、という発想をしているとも思われます。

 

 最近のIT業界では、M&Aなんかで最先端のベンチャー企業なんかを買収するケースも増えていますが、これなんかも「時間をお金で買う」、つまり自社の遅れている事業分野を最先端のベンチャー企業なんかを買収することで、瞬時に遅れを挽回する、先頭集団に追いつく、ということがしょっちゅう行われています。

 

 私個人的な発想では、60才での定年退職後、職場勤務を延長して働き続ける人がいますが、非常に時間が勿体ない、もっと自分自身のために時間を有効活用した方がずっといいと思いますが。

 

 まあ、生活費を稼ぐためという人も多いかとも思いますが、私から言わせればとても

時間の無駄使いをしている、とても勿体ないという発想ですが。

 

 まあ、これも発想の違い、発想の飛躍ということかもしれないのですが、一概に良い悪いという問題ではなく、それぞれの人の人生観とか仕事観なので、いたしかたありません。

 

 まあ、ソフトバンクの 孫 正義 社長 なんかは、ダボス会議に出席するために、

3,000万円のチャーター便を利用したとか、これもそうする価値があったということでしょうね。

 

 また、本を買うお金が勿体ないから、本は買わないではなくて、借金してでも本を買って(ちょっと極端過ぎるか)、自己研鑽して、自己投資(自分自身に投資)して、因果応報で自分にお金が回ってくる、という発想ができるかどうか、だとも思えるのですが。

 

 まあ、こういうことは、何をやるにしても努力と忍耐と根気のいることではありますが。

 

 だいたい雰囲気的にはこんなことだと思うのですが、また長くなるといけないので、この辺までで。

 

 政治・経済 関係の本は、だいたいはこういうところに究極的には、行きつくみたいです。

 

 もう少し詳しく知りたい方は、それなりの本を読むなりしてください。
 
 
 
 お後よろしいようで。
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿