2017年1月22日日曜日

運をつかむためにはいろいろと視野を広げて勉強しておくことだ。

浅井 隆(著)「経済トレンドレポート」

『運をつかむためにはいろいろと視野を広げて勉強しておくことだ』




2017年1月22日(日)このブログを開設します。

昔、笹川 良一さんが、テレビの宣伝で「地球は一家、一日一善」とか言って
火消し(消防)をやっていましたが。

こちらは、「一日一善」を倣って、「一日一言(名言)」を提供いたします。

基本的に一日に1回毎日、人生を送る上で大事な参考となる「名言」をご紹介していきます。

極力時間をかけずに、簡単に掲載していきます。

過去に読んだ本の中から抜粋した、読書「名言集」をベースに、
時折Liveで、その時点読んでいる本の「名言」もリアルタイムでご紹介していきます。





 

 

浅井 隆(著)「経済トレンドレポート」

『運をつかむためにはいろいろと視野を広げて勉強しておくことだ』 

 

 

 

 「運の女神」が来たときには、「運の女神」の前髪を素早くつかまないといけないと言われています。

そうしないと、すぐにスルッと逃げてしまい、もうどうしてもつかめなくなります。

 

この「運の女神」の前髪を素早くつかむことが大事だと言われています。

このタイミングが非常に重要なわけですが、このタイミングのときに素早くつかむことのできる準備ができていることも非常に重要です。

 

 この準備ができているということは、「運をつかむためにいろいろと視野を広げて勉強しておく」ことにつながります。

 

準備ができていないと、そもそもチャンス到来という認識ができない。

 

チャンス到来という認識ができるためには、視野を広げて勉強しておくことにつながる。

つまり、引き出しを多く持って(チャンス到来の感度を高くして)、自分のチャンス到来という認識の網に引っ掛かるようにしておくことが肝要です。

 

また、自己投資(自分に投資)が何より大事です。

何を言っているかというと、自分の人格を高めるとか、知識とか知恵を増やすとか、人間的に成長するとか、そういう有形資産のみならず無形資産を増やすことです。

そのためには、「視野を広げて勉強しておく」ことが必要になります。

 

 

 俗っぽい例で恐縮ですが、2013年のアベノミクスでは、日経平均株価が6割も上昇しました。

 

 もし、普段から投資(このケースでは株式投資)の勉強とまでいかなくても、チャンスが来たら投資するという態度に踏み切るという姿勢を、訓練とまでいかなくてもいつでも出動できるという気構えを持っていれば、どんなド素人でも(7、8割の人が)、2013年のアベノミクスでは、株式投資という手を使って儲かったはずです。

 

 

また、視野を広げるために、文科系のみとか理科系のみとかに偏らずに、できれば文科系および理科系双方をまんべんなく学ぶことを心がけるべきです。

 

一般的に当てはまると思われるのは、部分最適だけでは駄目で、全体最適になることを目指すべきです。

 

 人生で起こるピンチのときは、往々にしてチャンスの裏返しであることが多い。

このピンチのときの対処について、想定外のことだと対処に苦労するが、想定内で自分が知識とか知恵を持っていれば、たやすくチャンスに変えることもできます。

 

「井の中の蛙」が良くないことは、世間の常識です。

人生の中で、対処方法を多く持っている方が有利であるのは明らかです。

 

 

私は人格を高めることが最重要だと思っています。

また、「お金」より「時間」の方が大切だと思っています。

 

 その「時間」は誰にも全く平等・公平に与えられています。

ある意味、時間の使い方の巧拙によって、お金持ちになったり、貧乏人になったりします。

 

俗っぽい話ですが、「お金」を沢山持っているかどうかで、その人の価値、人生の成功度を測る傾向がみられます。

しかし、私は「お金」は関係なくて、人格の高低がその人の価値、人生の成功度を決めるものだと思います。

 

 その人の人格と「お金」ができるかどうかは比例するものだと思います。

人格を高めれば、おのずと「お金」は後からついてくると思います。

これが、逆に拝金主義を人生の目的とすると、禍(わざわい)の元となります。

例えば、親の財産が多額に入ったとしても、その人に器(器量)がなければ、そのうち親の財産は散財して、スッテンテンになるのが落ちであります。

 

 

20世紀型仕事は、専門的になり細分化しすぎておりました。

また、20世紀型はサラリーマンをできるだけ、金太郎飴のように画一化し、軍隊のように統率しやすいようにしました。

 

しかし、21世紀型は、総合的・統合的な能力とか創造性が求められます。

しかも、できるだけ多様な意見を出すことによって創造的な価値を作るために、ダイバージェンス(多様性)が重要視されるようになってきました。

 画一的なグループからは、新しい創造的な発想とか仕事は生まれない。

 

 

 また、現在は情報革命の時代に突入しており、ITリテラシー(ITを利活用する能力)の有無が、ITデバイドと言って格差(お金の貧富)を生む要因となっています。

 

 これからは、全ての産業(というより農業・医療等も含めた全ての分野)でITの利活用は必須となってきており、ITの利活用の巧拙が、全ての分野での生き残りの鍵となっています。

これは、全ての分野・産業のみならず、個人においても当てはまり、個人の生き残りの鍵となっています。

 

 インターネットの発達により、これからは個人で何でもできるような時代になりました。

職業も固定的でなく、あるときは作家、あるときは放送局、あるときは芸能人・・・などのように、個人で何でも選択できて、自由に選べる時代になります。

 

とにかく一番基本的で大事なことは、人格を高める努力をし、人間的に成長しようということです。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿